会社ではかなりの書類や資料を作成する。
それもいろんな部署でいろんな人が作成するので、
その量は半端じゃない。
こうした資料は使った後に地球環境のために
オフィス内で分別し、リサイクルにまわすのが
主な処理方法だ!
こうしたことを考えると地球にやさしい事を
しているなぁ~って思ってしまう。
しかし、実は隠れた資料もかなりある。
それは、物を作るためのドキュメントや作る時の
記録類たちである。
これらの書類は、物ができたから直ぐにリサイクルと
いうわけにはいかず、ある一定の期間、オフィスではなく、
倉庫などで保管されている。
今日はその保管倉庫に赴き、内容によって3年、
5年、、、と保管期限が異なる資料を分類、処理する
仕事をした。
うーーん、何とも言えない暑さ、えー、というほどの
書類の入った重たい箱の山。
箱の側面に書かれた保管期限と内容を確認し、保管
期限切れの箱を選別、運び出し、分類、リサイクルへ
まわす手配など、書くと簡単な仕事だ。
でも、実際にやると汗だく。
会議資料の作成であくせくする日ごろとは異なり、
筋肉痛になりそう。
そう思いながらもいざ仕事を終えてクールダウンすれば、
ふと、こう思う。
今日処理した仕事のもとは、森林の木々から作られた
紙たち。って事は、この仕事をなくすためには、日ごろの
資料作成をやめればいいの?
そう思うと、日ごろあくせく仕事をしているのは何?
って、働いている意味が薄れてきてしまった。
地球にやさしく、自分にもやさしく、それは働かず
時の流れに身を任せることなのかなぁ?
なんか、自己矛盾を感じる一日になってしまった。